掲題の件ですが、詳細は下記を御覧ください。
https://sellercentral.amazon.com/gp/help/201411300
上記をご覧になればわかりますが、Monthly inventory storage fee(月間保管料)に
大幅な変更があります。
そもそも、この手数料は、月ごとによってかわります。
1~9月、10月、11~12月という期間で区切られています。
このことについて、このページを観るまで知らなかったです。
※日本のAmazonは月ごとに変わりません。
また、サイズによっても異なります。
今回、注意するべきなのは11~12月の手数料です。
これまでは → 1立法フィートあたり $0.72
2016年の11~12月 → 1立法フィートあたり $2.25
※Standard-size
他の手数は、若干値下がりしているので、
単純に計算はできませんが、ここだけみると3倍です。
トータルで考えても、11~12月は手数料の大幅UPになるかと思います。
FBA、私は薄利多売方式をとっています。
極論、1個1ドルでくらいしか利益がないものもあります。
送料の関係もあって、一定以上の重さじゃないと送料が安くならいのです。
※重量21kg以上だと安くなりますが、それ未満(例えば20kg)だと5,000円くらい高くなります。
なので、単純に利益が取れる商品だけを発送するという訳にはいきません。
確かに、11~12月は年末商戦で大量の荷物が届くので、
Amazonも大変なんだと思います。
でも、値上がり率が半端ないです。
この価格、間違ってたりしないのかなぁ?
という訳で、この件についてAmazonに確認しました。
お得意のチャットで確認しました。
Yes, you are absolutely right. This fees is applicable for the months of November to December.
It is high because this is peak/festive season.
It is to ensure to get the the space in our fulfillment centers for the products that are more likely to sell by December 2016.
Sellers were stocking huge amounts of inventory with Amazon in anticipation of high demands in November and December but most of this inventory did not sell, so that’s why the fees is high.
Google翻訳を使ってもらえばわかると思いますが、結論として記載されている価格は正しいようです。
理由としては、いっぱい荷物が届くからですね。
でも、問題はそこで無く、「いっぱい荷物が届くわりには売れてない」ということです。
確かに、いっぱい届いても売れるなら、問題はないでしょう。
Amazonにも売上手数料が入るんで。
しかし、売れないとなると・・・やっぱ保管手数料をあげるしかないですよねぇ。
年末商戦だからと言って、過剰に発送するのは辞めましょうね。
ただ、これは1立法フィートあたりの手数料です。
1フィートは30.48センチなので、そこそこの大きさがあります。
私がFBA納品している商品はこれよりも小さいです。
なので、実際は0.01ドル以下の場合が多いです。
この価格が0.01ドル未満の場合、どうなるか気になりました。
「保管手数料が0.01ドル未満の場合、もしくは日割りした結果そうなった場合、どのように計上しますか?」
と、質問した結果、
0.01ドル未満の場合も、そのまま計上するようです。
例えば一ヶ月あたりの保管手数料0.01ドルの商品が、納品後1日で売れた場合、
0.01 / 30(一ヶ月を30日とした) = 0.0003ドルとして扱うようです。
日本のamazonにも質問しましたが、日本の場合は1円未満の場合、
0円として計上するようです。
アメリカの場合はチャットで、日本の場合は電話で確認しました。
担当者レベルの話なので、誤りがあるかもしれません。
という訳で、小さい物をFBA納品している場合、影響は少ないかもしれませんが
大きいものをFBA納品している場合、もしくはしようとしている場合は、注意して下さい。
私も英語が完璧にわかる訳でないので、間違いがありましたら、
指摘・補足して頂けると有り難いです。